恋愛マインド⑨
恋愛が本当に苦手な方は、恐らく男友達とも、まともに喋れない人が多いと思います。
ましてや、女性との信頼関係なんてもってのほかと思っているでしょう・・・
しかし、ある程度の事に気を付けていさえすればそこまで恐れる事は何もありません。
女性も一人の人間なので信頼関係を結んでしまう項目は、男女そこまで変わりはありません。
それは共通点です。
信頼関係を簡単に言ってしまうと、親近感が湧くと言う事ですので、知らない人が一気に仲好くなる手段はやはりこれですね。
共通点は信頼関係を結ぶもっとも簡単な方法
また大きな共通点ではなく、ありえない共通点が見つかるともっと親密な関係になります。
例えば大きな共通点で行くと東京に住んでいる人がいたとします。
初めて会って訛りが同じだと「あれ？○○出身ですか？」だけで近い存在になり、その後の会話は地元の話で盛り上がると言う典型的なパターンがありますが、人は自分と同じ価値観を持つ人を好きになると言う傾向があります。
何も不思議な話ではなく、全く知らない人よりも共通事項がある人の方が、安心感が湧くと言うのは、これは人間の本能です。
では更に、地元が一緒で共通の知人を知っていたらどうでしょう？
一瞬で話が盛り上がると思います。
もうこの時点で初対面の人でも、昔からの友達感覚で接する事ができるはずです。
これが共通事項の威力です。
また更に、趣味や兄弟の数や、昔憧れてた芸能人や、休日の過ごし方や、好きな食べ物が同じだと、恋人未満友達以上の錯覚を初対面でも感じさせる事が出来ます。
人が恋に落ちるパターン
人が人を好きになるパターンは、同じ匂いがする人ですが、匂いと言っても臭い匂いとかの匂いではないですよ。
そう言う事は分かっているよと思われるかもしれませんが、本当にこうやって断っておかないと本気にする人がいるので一応言っておきますね。
感覚的な匂いの事です。
そこの段階で安心感を覚え、そして次に移行するのが、恋に落ちる時の感情ドキドキ感です。
これは同じ匂いがするのだけれども、自分とは違う一面を持っている所です。
自分にはない部分だからドキドキを感じ、恋に落ちると言う人の感情ですが、安心している部分だけでは恋には落ちないので（ここが友達だと思われたら先に進めない所ですね）注意が必要です。
※恋に落ちる順序
１・共通点で信頼関係
２・違う部分で刺激
３・そして恋に落ちる
なので、最初は必ずたくさんの情報を入手して、自分との共通事項を探し出して下さい。
これさえ見つければ、初対面でも一気に信頼関係が構築されますから、まずは相手に心を開いてもらうと言う事を考えましょう。
逆に言えばこの部分が出来ていないと、入口からお断り状態になりますので、恋愛力マイナス１万の人は必ず覚えておいて下さい。
恋愛初心者のうちは信頼関係を結ぶことに集中する
恋愛が苦手な方は女性に対して共通事項を探し出す以外は、他の会話の事を無理して考えないで下さい。
会話には不自由しないと言うのであればＯＫなんですが、無理して会話を充実させようとすると沈黙した時に、やばいやばいと思って心の余裕がなくなり、反対にパニックになるので、それよりもまずは心の余裕を作る方が先決です。
会話も考えあれもこれも考えていると、一度にやる事が多くて自滅しますから。
まずは、この項目を徹底的にマスターしましょう。
どう言う事かと言うと会話の中で相手のスピードに合わせたり、同じような言葉使いをしたり、呼吸を合わせたりするのが、ペーシングと言いますが、もう一つミラーリングと言う物があります。
それをそれぞれ説明して行きます。
波長を合わせるペーシング
まずはペーシングからですが、人は知らず知らずの内に、親しくなりたい人とは波長を合わせます。
あなたにも経験があると思いますが、あなたの友達はどうでしょう？
同じような服装と同じような趣味を持っていませんか？
また同じような喋り方をしていませんか？
子供と喋る時には同じような目線で同じような簡単な言葉を使いませんか？
もうお分かりだと思いますが、こうやって同じような感情で、同じような言葉使いで接して行くと、知らず知らずに親近感が湧き信頼関係が構築されると言う物です。
波長を合わせる喋り方
更に、例を持って、もっと細かく説明します。
女性が仕事で落ち込んでいたとしましょう。
そしてあなたにこう言いました。
彼女 ねえねえ聞いて！あの課長むっちゃ腹立つ！
あなたはどう言うでしょうか？
間違っても、「課長も良い所あるから我慢しろよ・・・」なんて言うと、瞬間で信頼関係は壊れます。
相手が怒っているんですから、こちらも興奮気味で「なになに！どうしたの？」と言う勢いで返さないといけません。
この後、暫くこう言う会話が続くと女性は興奮が収まり、私の話を分かってくれる人と無意識で思います。
相手を真似るミラーリング
ミラーリングは相手の動作を真似し、無意識で波長を合わせる手法ですが、恐らく誰でもこれは無意識で行っていると思います。
昔、アメリカの番組でミラーリングの実験をしていたんですが、ものの見事に深いレベルで信頼関係が構築されていました。
まず、こちらが相手の動作に合わせて動いて行くのですが、暫くすると今度は相手がこちらに合わせて来て信頼関係を構築しようとしているのです。
実験が終わった時に被験者にそのビデオを見せると、自分では全くの無意識で行っていて、この人といると物凄く居心地が良いと感じていたらしいです。
ミラーリングも最初は意識してやると難しいですが、自分のものにしてしまうと本当に無意識でできるようになります。
これが深いレベルで信頼関係を構築しようとする人の不思議ですね。
やはり人は誰かと繋がっていたいとか、自分を認めて欲しいとかの欲求があるんでしょうね。
ミラーリングのコツは全てを真似しなくても、まずは体の傾け具合だとか、前に屈むとか椅子にもたれ掛る位から始めればＯＫです。
慣れて来たら腕を組んだり、足を組んだり、その他の細かい部分を真似して行きましょう。
※大袈裟にするとバレますからさり気無さが重要ですよ。
オウム返しのバックトラッキング
女性との信頼関係を結ぶ続きです。
今度は、相手の言葉尻を繰り返すバックトラッキングと言う手法です。
彼女 昨日、部長がうざくてさ～、すぐ帰って来た
僕 すぐ帰って来たんだ
彼女 そうそう、でもする事がなくめっちゃ暇だった！
僕 めっちゃ暇だったんだ！
これだけです。
これだけですが、延々と繰り返しすぎると、相手は馬鹿にされている様な錯覚を覚えますから、適度に使う事が重要です。
要所要所で使うと一番効果がありますよ。
合いの手の相槌
今度は相槌ですね。
相手が喋っている時に、うんうんと首を傾けて、あなたの話は一言一句漏らさず聞いているよと言う同調効果です。
この時は相手の目を見ながら頷くようにしないと、私の話を聞いていないの？と思われるので、恥ずかしくても目を合わせるようにしましょう。
恐らく恋愛が苦手な方は、まず女性と目を合わす事が出来ない人が多いと思います。
これは、自分に自信がなく、心の弱さを悟られたくないと言う本能から来ています。
自信の項目で自信を付けたあなたは、失敗はないと悟っています。
しかし、まだ慣れていないので、女性の目を見る事も出来ないのであれば目と目の真中を見る様にして下さい。
これで、相手は目を見つめていると思うので大丈夫です。
しかも、こちらも目と目が合う訳ではないので、恥ずかしくもないです。
たまに女性と目と目を合わせるだけで、コミニケーションは取れていますのでそれでＯＫですよ。
逆の立場で考えると良く分かる
まぁ、相槌でも、反対に考えると分かるのですが、相手がうんうんと言いながら他所を向いていたらどう感じますか？
僕の話面白くないのかな・・とか？
僕に興味がないのかな・・と思いませんか？
もし、何か疑問に思ったら自分がそうされたらどう感じるかを考えると自分の中でしっくり来ますよ。
また、人の話を聞くのにも様々な種類があり、それによって信頼関係の作り方が違って来ます。
人に好かれるのは信頼関係があるから
ここは重要なポイントですから覚えておいて下さい。
女性だけに限らずに、全ての人とまずは信頼関係を構築する事を意識する。
出会った人全てと信頼関係を構築する事を考えて行くと、ものの見事に人と信頼関係を構築するスピードは早まって行きます。
女性だからとか、男性だからとかは余り関係ありません。
どうせならば毎日楽しくコミニケーションを取った方が良いですよね？
信頼関係は表面的な物よりも深いレベルでの繋がりの方が、更にガッシリと信頼言関係を結んでしまいます。
まず、人と言うのは自分の世界を必ず持っていますから、その部分を理解する事。
相手は理解されているなと思ったら初めてこちらの事を理解しようとします。
間違っても自分の意見は正しいなんて事を言うと一発で信頼関係が壊れますから注意が必要です。
リアクションで伝えるボディランゲージ
ここで少し考えてみて下さい。
言葉が通じなければどうやってコミニケーションを取りますか？
海外で言葉が通じなければ？
恐らく身振り手振りで、コミニケーションを取ると思います。
これが不思議と通じるんですね。
アフリカやアジア諸国の村でも、食べる動作や飲む動作、寝る動作である程度は通じるんですよ。
これが非言語のコミニケーションの深い部分での共通の繋がりの威力です。
信頼関係と言うのは、相手の世界を理解し合わせる事がまた重要となって来ます。
今まで言葉でコミニケーションが取れたと思っても、本質を理解しないと相手には伝わりませんからね。
・会話
・声や話し方
・ボディランゲージ
実は、会話内容でコミニケーションを取れるのがった７パーセントしかありません。
他は何かと言うと、声の抑揚や話し方が３８パーセント
（ペーシングなど）
ボディランゲージが５５パーセント
（ミラーリングなど）なんです。
では、どこを磨けば信頼関係が、更に強固になるかは一目瞭然ですね？
そう、ボディランゲージなんです。
どうせならば一番コミュニケーションで重要な所をいち早く身に付けてしまいましょう。
それが恥ずかしがり屋の恋愛初心者でも、恋愛力プラスに行く最短の距離ですから！
何故ペーシングやミラーリング、バックトラッキングなどが有効か？と言うと、これらはこちらが信頼関係を取ろうと思って行っている事です。
つまり、こちらが相手に合わせるのでなくて、相手に歩み寄っていると言う事になるんです。
それが相手に深い部分で伝わるので、自然に相手も心を開いてくれるようになるんですよ。
女性が心を開いてくれたと思う瞬間を明確に知る
まれに、信頼関係はどうやったら構築したと分かるのか？と質問があります。
ポイントはたくさんありますが、相手が女性の場合
１． こちらが何故か、安心できる人だなと感じていれば相手も感じている場合が多いです。
１． 相手が目を見つめて来たり、良く笑うようになってきた場合
１． 相手がボディタッチをしてきた場合
１． 相手が良く髪の毛を触り出した場合（こちらの目を見ている時）
１． 相手がこちらの事をやたらに聞いてきた場合
１． 相手が自分の事を喋り出してきた場合
１． 相手が身を乗り出して喋り出してきた場合
１． 相手がこちらの意見に共感してくれた場合
１． 相手が真剣に話を聞いてくれる場合
などなどが、初期段階の主な項目となります。
