コミュニケーション会話苦手克服⑦
自分が理想とするコミュニケーションをはっきりとさせる
まず、自分の中で、コミュニケーションを、どこまで改善して行けば良いのか、自分の中で明確にする必要があります。
これは、最初の段階である程度の基準を作ってしまわないと、コミュニケーションが苦手な方は理想と現実とのギャップがあり過ぎるので、何時まで経ってもコミュニケーションが改善できないと思い込むのを回避する為でもあります。
例えば、女性との会話スキルを上達したいと言っても、
・どこまで行けば満足なのか?
・デートで楽しい時間を過ごせるようになればOKなのか?
・100人位の友人を作りコミュニケーションを取れるようにならないと満足が出来ないのか?
コミュニケーションに関しては、枠があまりにも大きすぎるので、大きな目標だけを追いかけてしまうと雲をつかむような話になって来ます。
ですから、自分の中である程度明確にしていかないと、レベルがいくらあがっても満足度は低く、コミュ二ケーションが苦手だなと思う苦手意識から絶対に抜け出す事は出来ません。
勿論、爆発力を生む為に、大きな目標は抱えていないといけないのですが、まずは、最初の基準を作り、自分がレベルアップしたと、認識できるラインを設定する事が大切になって行きます。(大きな目標の中で、いくつも達成感を味わっていく方法)
自分が理想とする人をお手本にする
そこで、自分がコミュニケーションを改善して行くうえで、自分の周りでコミュニケーションがうまいなと思う人、理想とする人を最初の基準にして下さい。
これが、芸能人とかを基準にし、そっくりそのまま真似しようと思っても、何となくテレビで見た雰囲気で、漠然とでしか理解出来ないので、お勧めできません。
実際に周りでいる人であれば、現実味があり、細かい雰囲気まで感じ取れる事ができるので、その人をお手本にするのが一番確実で、理解しやすい戦略となって行きます。
そして、その理由は?何故?どうしてその人をお手本にするのか?を明確に書き出して下さい。
・なぜ
・明確に描く
これは、出せるだけ出した方が良いです。
この作業を進めていくと、ある事が分かってくると思います。
何故、その人を選んだかと言うと・・
自分が持っていない部分を、その人が持っている・・
人間は自分が持ってない部分にあこがれを抱く
お洒落であったり、人懐っこい笑顔であったり、誰とでも臆する事無く喋りかける性格であったり、夢ばかり語る人であったり、相談しても前向きな発言をくれたり、女性に冗談ばかり言い、モテモテだったり、人生を楽しんでいるような雰囲気を醸し出していたり、自分が望んでいた部分は、そこなのか!と言う事ですね。
だからこそ、惹かれ、取り入れたい部分がはっきりと分かってくると思います。
もう既に自分が持っている部分ならば、取り入れようとは思いませんからね。
人は一度その事にフォーカスすると、意識的、無意識的に足りない部分を取り入れていくようになるので、その人だけでなく、同じような自分が惹かれる部分を持っている人にフォーカスし、あらゆる場面から、吸収して行くようになります。
まずは、コミュニケーションがうまい人をピックアップし、その理由を書き出し、理屈で理解する様にして下さい。
目標達成すると決めても途中でやる気が出ない?仕事が忙しくなった?
これからコミュニケーションを磨くために、様々な事にチャレンジすると思いますが、行動自体が危うくなるアクシデントが次々に襲い掛かって来る場合があります。
今からその事を説明しますが、この理屈を知る事で何かアクシデントがあったら回避できるので、絶対に心に留めておいて下さい。
人は、レベルを上げる時にはある壁が存在します。
例えば、あなたが何かにチャレンジし、やる気満々で挑んで、絶好調だと思った時、突然やる気がなくなってしまう出来事は過去なかったでしょうか?
例えば、筋トレに励み習慣化してきたと思ったら突然ギックリ腰になり、何かやる気がなくなってしまった・・
勢いに乗って来たので周りに頑張っている話をしてみると、友人や親が「そんな事をしても・・」とか、「無駄だよ・・」とか囁いて来て、自分でも言い訳にして、やめてしまう・・
あと少しで苦手意識から抜け出せそうと思った時、あり得ない位に仕事が忙しくなり、何かする所の騒ぎではなくなった・・
このように不思議な出来事が襲い掛かってくるのですね。
私も幾度となく経験していますが、次のレベルに行く時にあらゆる妨害が自分の身に降りかかって来ます。
人間は安全なステージから変化できない?
しかし、これらは本来あなたを守る為に起こってくる現象でもあります。
もし、コミュニケーションのレベルを上げたら、もっと傷つく事が出て来るかもしれないので、やめときなさい・・のサイン。女性とコミュニケーションが上手になったら人格が変わり、人生踏み外すかもしれないよ・・のサイン。
そう、つまり、自分の中で変化をしたいと望んでも、もう一人の隠された無意識の自分が、こう言った現象を引き寄せて起こる事であり、周りも「変化しない方が良いよ」と、これも無意識で足を引っ張ってくる現象がおきてきます。
これが、非常に厄介で、この壁を乗り越えたら次に行けそう・・
なんて、考えている時に一番出て来るのですね。
しかも、次々に難題が降りかかってくる場合もあります。
元々人は、何で今の位置にいるのかと言うと、望む、望まないにかかわらず、一番安全なポジションに落ち着いてしまっています。
まぁ、何とか生きていけるよな・・と言うポジションです。
そして、次のレベルに行こうとすると、未知の世界でもあり、全てが未経験の世界でもあります。
だからこそ、危険だから、今のままで良いのでは?と言うあなたを元の位置に引き摺り下ろす、アクシデントが何故か発生して来るのですね。
これが本当に強烈で、殆どの方がこの作用が働くと全てをやめてしまい、元に戻ってしまいます。
そして、一度やるぞ!と決めたにもかかわらず、中途半端にやめてしまったので、更に自己嫌悪になり、何もかもやる気がしなくなってくる。
やる気がなくなってきた時は目標まであと少しの目安
ですが、反対に解釈を変えてみると、そのアクシデントが出て来た時は、目標までもう1歩だな!
次のレベルに行こうとしているのだな!と計算できる事も全て分かりますので、その作用に負けず、頑張って、後ひと踏ん張りして下さい。
その最後の壁を突破してしまえば、次のレベルに踏み止まる力は絶対についているので、その世界で楽しみながら生活を送れるでしょう。
しかし、また次のレベルに行く時は同じような現象が降りかかりますが、結局、そのアクシデントに打ち勝って進む以外に道はないので、こう覚えておいて下さい。
ステージが上がるたびに同じ現象が起こる
1.アクシデントが襲うポイントに来た
2.次のレベルまで後、1歩
3.理屈で理解しているので対策を立てる
4.次の世界
これの繰り返しと言う事を。